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PART4
路線バスの乗り方 |
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【停留所を探す】
まずは停留所を探すことから物語りは始まるわけですが、バンコク市内だけでも相当数の
バス停が存在します。それらひとつひとつを住所で教えても枝番が表示されているところは
少なく、また、『○○○ホテルを右に歩いて・・・』 と建物で教えてもその○○○ホテルが
みなさんの使うマップに掲載されているとは限りません(むしろ掲載されてない建物のほう
が多いかも・・・) ましてやバンコクの街は迷路のようにゴチャゴチャしているところが多い
ので、住所や建物を目安にしても場所によってはバス停自体に辿り着けない可能性も充分
に考えられます・・・(爆) もうそれだけでストレスになってしまいますよねえ・・・(シミジミ)
熱帯気候なので意地になって探してると熱中症や日射病の危険性も・・・経験者は語る(-_-;)
なのでわたしがよく使う方法をご説明します・・・と言っても全然難しいことではないんです。
まず、自分の現在地から目的地に向かって比較的大きい道路を歩いてください。このとき
注意していただきたいのが目的地に向かって車が走っている道路沿いを歩くということです。
バンコクは非常に一方通行の多い都市ですからくれぐれも車が目的地の逆へ向かって走っ
てる一方通行などはだめですよ・・・(^^) そうするとあくまでもわたしの感覚で言ってるのです
が、だいたい数百メートル以内に一箇所の割り合いでバス停があります。数百メートルと言っ
ても0〜500メートルあたりが目安ではないでしょうか。0メートルと言うのは運良く目の前に
バス停がある場合も多々あるんです・・・(^m^) 個人的には今まで探したバス停はすべて
0〜100メートル以内で見つけています・・・ただすべてのバス停を熟知しているわけではな
いので多少の幅をもたせていただきました・・・(^^ヾ バス停の看板は日本の看板とさほど
変わらず、看板の上にバスのマークが描かれています。ここで気をつけていただきたいのが
バンコクというところは、屋台やなんやで結構ゴチャゴチャしていて場所によっては死角にな
ってバス停の看板が見えなくなったり見落としてしまったりすることが稀にあります。
わたしはよく見落としてましたが・・・(^^ヾ まあ大抵のバス停では前に人がたくさんいますの
でわかるとは思いますが、そうではないときもあるのでバス停の見落としには十分にご注意
してください。
【いざバスに乗る】
目的地まで行くバスは次頁の『路線バス』で説明しますが、それぞれバス正面上に行き先別
の番号が書かれています。そのバスに乗ればいいのですが、まず時刻表はあってないような
ものなのでまったく当てになりません。とにかく相当ルーズですね・・・(^^ヾ
それに運転手の判断と言うか感覚でバス停の10メートル前で停車することもあれば、バス停
の真ん前で停車したり、かと思えば過ぎて停車したり・・・ようはバス待ちの客も多少散らばっ
て立っているので必然的に停止位置もバラバラになってしまうのでしょう・・・。それに色々な
行き先のバスが次から次に怒涛のごとく押し寄せてくるので、ちょっと油断してたり考え事し
てると『アッ』という間に過ぎ去ってしまうので気をつけましょう・・・と言いつつわたしも・・・(^^ヾ
わたしが今まで利用した経験で述べますと大体0〜20分待ってたら来てましたね・・・(^^)
もしバスに乗り遅れそうになったら手で合図するんですが、日本の場合って手を上に挙げる
じゃないですか?・・・でもタイの場合は手を横に伸ばして『止まれ』の意思表示をするんです。
手を上に挙げてもわかってくれないケースが多いので要注意ですね。バスの乗降口は2両
連結バス以外はまず左サイド中央に一箇所あるだけなので大丈夫でしょう。
そしていよいいよバスに乗り込みました。『あれ?回数券もなければ料金箱もないぞ??』
ご安心ください、昔の日本によくありましたがバスの中には車掌さんが一人必ず乗ってます。
わたしの感覚では女性車掌さんの方が多かった気がしますが路線にもよるのかな?
瞬時に乗ってきたお客さんを記憶して、順番に料金を徴収しに来ます・・・ちなみに全長30cm
くらいのスチール缶を長くしたようなものをジャラジャラ鳴らしながら車内を歩いてきます(笑)
この中にはお金やキップが入っているんです。(なんだかドラエモンのポケットみたいですね)
『しまった!番号は間違えてないけどもあわてて乗ったから何バスか覚えてないよ〜!』
全然大丈夫ですよ・・・むしろ白バスか青バスかなんて覚えなくていいんじゃないでしょうか?
ストレスが溜まるだけだし・・・。せいぜい10円20円の差ですから問題ありませんよ・・・(^^)
そんなこんなで車掌さんが自分の側まで来たらどうするかと言うとホント実に簡単です・・・
20バーツ(約60円)紙幣を差し出してみてください・・・(^-^) エアポートバス以外は全てが
22バーツ以下ですからチケットと一緒に戻ってきたお釣りでこのバスの料金がわかります。
ただ、距離制のバスは20バーツを渡しても何やら質問してくるときがあります・・・
が、この場面で聞いてくることは行き先しかありませんので自分の目的地を告げてください
・・・するとそれに応じたお釣りがチケットとともに戻ってきますよ・・・(^-^)
【そしてバスを降りる】
バスに乗ったら車内アナウンスも何もありませんので自分で道をよく地図と照らし合わせなが
ら覚えておきましょう、これを怠ると慣れている人は別として道がわからなくなってしまいます。
そして降りるときにはブザーを鳴らすんですが、目的地のどこにバス停があるのかわかりま
せんので目的地の少し手前の歩いても行ける辺りでブザーを鳴らすのがポイントです・・・(^-^)
そうしたら手前でもど真ん中でも多少過ぎたところでもどこで降りてもストライクゾーンですよ。
まあブザーを鳴らさなくても乗降口に立ってたら次のバス停で停まりますけどね・・・。
それとたま〜〜に・・・ほんとにたま〜〜にですけど途中から乗ってきたバス会社の関係者
か?警察か?国土交通関係の人か?よくわかりませんがチケットの確認にくることがごくごく
稀にありました。・・・そうとも知らないわたしはすっかり油断してしまい、グチャグチャにして
どこにしまいこんだのかわからなくなった状態になり、やっと見つけたと思って見せたら違う
路線バスのチケットだったりして結構苦労したことがありました・・・恥ずかしながら(^_^;)
失敗ついでにお話ししますと、距離制運賃の路線バスに乗って車掌さんに行き先を告げたら
どうも目的地とは正反対へ逆走するバスに乗り間違えたことを教えられました。
この時は料金は徴収されずに次のバス停ですぐに降りましたけどね・・・(^^;)
【インフォメーションボードとは】
バスのフロントガラスあたりにナンバープレートほどの大きさのボードが付いています。
これは路線バスの運行を表したもので、ネイビー・オレンジ・イエロー・レッドの4種類です。
ネイビー 正規ルートを通常運行
オレンジ ラッシュ時の臨時運行
イエロー ある地点から高速道路を運行
レッド 正規ルートを途中で折り返し運行
まあわたしはいちいちボードを確認したことはありませんが、今まで特に問題なかったです。
ネイビー・オレンジは問題ありませんし、イエローの途中から高速道路を利用するというのは
あくまでもバンコクの外れや郊外まで行く場合が前提でしょうから、バンコクの中心街を移動
するわたしには無縁でした・・・イエローボードのバスには何度も乗ったことはありましたけど。
レッドは確率的には低いですし、仮にレッドであったとしてもバンコク中心部の主要バス停を
目前にして折り返すことはないみたいですよ。仮に自分の目的地手前で折り返したとしても
次のバス停で降りて新たにバスに乗ればいいだけの話しですからそうナーバスにならなくても
大丈夫でしょう・・・あくまでもわたしの実体験以外に根拠はありませんが・・・(^^ヾ
【エアポートバス】
さていろいろ読んでいただきましたが、スワンナプーム空港からのエアポートエクスプレスバ
スの利用(AE1〜4の4ルート、路線バスのルート参照)については、それほど難しくありませ
ん。乗車時に行き先を聞かれますので、着いたら教えてくれます。ですから1人旅で、スカイト
レインBTSのオンヌット駅とかエカマイの東バスターミナルのようにこのバスのルート上に目的
地であるなら、利用をオススメします。全部タクシーではなく、市街地に入ってからタクシーに
乗り換えて、少し交通費を安くしたい人も、利用価値があると思いますよ。ただし、3人以上
一緒なら、料金からいっても空港から全部タクシーにする方がいいです。
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